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2007年12月 7日 (金)

ああ、病児保育!

「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方Book「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方

著者:駒崎弘樹
販売元:英治出版
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「社会を変える」を仕事にする(駒崎弘樹著)という本を読みました。子供がいる働く女性なら、一度ならずお世話になる「病児保育」のNPOを立ち上げた男性の話です。表紙では、彼があぐらを組んで赤ん坊を乗せているので「彼が父親になり、きっと奥さんも共働きで、病児保育の少なさに唖然として行動を起こしたんだろう」と思って読み始めたら、全然違う。身近な人(彼の場合、母親)から「病児保育は、必要とされているのに思うように受けられないサービスである」ことを知り、そこからスタートするわけですが、読み物としても非常に面白く最後まで一気に読んでしまいました。

私自身、病児保育には何度も何度もお世話になってます。私が住む区には3カ所の病児保育施設があり、子供が病気になった場合、自宅に近い順に電話をして預かってもらえるかどうかを聞きます。だいたい定員は5名ほどで、うまく入れる時もあれば、3カ所ともキャンセル待ちの場合も。「病気の子供は、親が世話をすべきだ」という考え、確かに分かりますが、子供はいつも「こういう時に限って!」という時に病気になるんです。私のように在宅で仕事をしている場合、預けなくても子供は寝るからいいじゃないか、とお思いでしょうが、病気の子供は必ずしも寝ません!余計に甘えてきて、仕事どころじゃありません!看病してあげたい、でも翻訳にも〆切がある、その板挟みで何度苦しんだことか。この本を読みながら、あの頃の切なさを思い出して不覚にも涙してしまいました。

そして来年3月、第二子の出産を控えている身としては、まさに病児保育は切実な問題。子供が急に熱を出してもパニック状態にならずに済む社会を望むのは欲張りでしょうか?親の甘えでしょうか?子供ができて「自分のこと」になって初めて気付く理不尽さ、多いですね。最近、お腹の中でぐにゅぐにゅと激しく動くようになった赤ん坊を「よしよし」となだめながら、子育てと仕事の両立の難しさを実感する午後でした。

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