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2008年7月11日 (金)

「持ち重り」

食堂かたつむりBook食堂かたつむり

著者:小川 糸
販売元:ポプラ社
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先日読んだ「食堂かたつむり」。おいしいものを作る、食べる、その大切さと喜びを実感できる本です。
その中で「持ち重りのする」という言葉が出てきたのですが、私にとっては「ああ、こういう言い方があるのか!」と妙に新鮮な感じを受けました。「持ってみて、しっかりと重さを感じる」という意味だと思うのですが、辞書でちゃんと調べてみたら「持っているうちに重さが増してくるように感じること」(広辞苑)。先日紹介した岸本佐知子さんの「ねにもつタイプ」にも「コアラの鼻」に関して「持ち重りのする」という表現が出てきました。日本語は面白い。ひとつ勉強になりました。

自分で気に入る表現があるかと思えば、小説で何度も出てきて「この作家は、この言葉が気に入って使いたくてしょうがないんだな」とウンザリする場合もあります。某女性作家の、かなり売れた(んだと思う)恋愛小説で、「しとどに濡れて」という表現が何度も出てきて、その言葉ばかりが印象に残ったのを覚えてます。

字幕においても「語尾の繰り返しは避ける」という原則がありますが、同じ言葉を繰り返す時は注意しないといけないですね。

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