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2008年10月28日 (火)

アスリートと投資

インベストメント ハードラー (FOOTBALL Nippon Books)Bookインベストメント ハードラー (FOOTBALL Nippon Books)

著者:為末 大
販売元:講談社
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北京オリンピック前のスポーツ番組で為末大の特集を観てから、彼に非常に興味を持った。彼は自分で自分をコーチする。つまり専属のコーチがいない。今回この本を読んで、やはり為末大はシャープな男だと感動した。本当によく考える。自分で納得しないことはやらない。確かに「侍」の潔さがある。

為末大つながりで、北京オリンピックで銅メダルをとった男子リレー選手4人を取材したノンフィクション。

夏から夏へBook夏から夏へ

著者:佐藤 多佳子
販売元:集英社
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自分にはまったく縁のない「走る」世界だが、肉体を鍛え抜いている人たちが持つキラキラしたオーラshineには憧れてしまう。

オリンピックで朝原選手が走る姿は、何度見ても感動。客席にいる為末が大泣きしているのを見てもらい泣きしてしまったcrying

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2008年10月27日 (月)

アメリカ人は淋しがりや?

 ドットコム・ラヴァーズ ネットで出会う女と男 ドットコム・ラヴァーズ ネットで出会う女と男
販売元:TSUTAYA online
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少し前の日経の書評に載っていたのが、この「ドット・コム・ラヴァーズ 〜ネットで出会うアメリカの女と男」。昔は気になる本をすぐに買っていたけど、どうせすぐには読まないからebookoffの入荷メールに登録して、入荷があったら買うことにしてる。そして今回届いたのがこの本。

日本で「出会い系サイト」というと危ないイメージが強いが、アメリカの出会い系はかなり開けっぴろげでピンポイント攻撃だ、と分かった。日本人女性の著者が実体験に基づいて書いているだけに、非常にリアルで面白い。「ここまで書くか!」と驚いてしまうほど赤裸々な体験記なので、一気に読んでしまった。

本書の中にも書かれていたが、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した桐島洋子の「淋しいアメリカ人」(1975年)のまさに現代版。著者の、熱いようでクールな視点がいい。

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2008年10月25日 (土)

常野物語

恩田陸さんの、常野物語三部作を読みました。

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)Book光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

著者:恩田 陸
販売元:集英社
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蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫 お 48-5)Book蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫 お 48-5)

著者:恩田 陸
販売元:集英社
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エンド・ゲーム―常野物語 (常野物語)Bookエンド・ゲーム―常野物語 (常野物語)

著者:恩田 陸
販売元:集英社
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一番ぐいぐい引き込まれたのは一冊目の「光の帝国」。最後の「エンドゲーム」は、かなり怖かった。

あとがきで、ゼナ・ヘンダースンの「ピープル・シリーズ」に触発されて書いた、とあったので、それも読んでみたくなった。こうしてアメーバのように、読みたい本が増えていく。

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2008年10月23日 (木)

あっぱれ!東村アキコ

「着せかえユカちゃん」、「ひまわりっ!」の東村アキコさんが、抱腹絶倒の育児マンガを描いてくれましたchick

Bookママはテンパリスト 1 (1)

著者:東村 アキコ
販売元:集英社
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育児に疲れているママさん、必見!腹がよじれるほど笑えること確実ですhappy02

人生に笑いって大切ですね。もうすぐ井上雄彦の「リアル」新刊が出るらしいので、そちらも楽しみです。

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2008年10月21日 (火)

絵本の翻訳

寝る前に、子供に絵本を読むようになって知った、絵本の奥深さ。先日書いたバイリンガル教育の本にも、子供が言葉を習得していくのに絵本の読み聞かせは最適、とありました。

私が今のところ一番気に入っているのは「ルリユールおじさん」ですが、絵本好きの友人にいろいろとおすすめを聞いて買い足しています。

ルリユールおじさんBookルリユールおじさん

著者:いせ ひでこ
販売元:理論社
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日本の絵本作家のものもいいですが、海外の絵本もステキなものが多いです。分野は違えど翻訳という仕事にたずさわっている私なので、絵本の翻訳の世界ものぞいてみたくなりました。

そこで読んでみたのが下記の2冊。

絵本翻訳教室へようこそBook絵本翻訳教室へようこそ

著者:灰島 かり
販売元:研究社
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bookすばらしいとき—絵本との出会い
著者 渡辺 茂男
販売元 大和書房
定価(税込) ¥ 1,580

一人称(わたし、おれ、ぼくetc)をどう訳すかに苦労するのは、どんな翻訳にも共通するところ。映像翻訳と似ているのは、絵本では「絵」をじっくりと読み込むのが大事、ということ。その人物がどういう表情をしているか、どんな態度なのかなど、それに合った訳が必要なんですね。

チャンスがあったら挑戦してみたいものですhappy01

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2008年10月19日 (日)

バイリンガル教育について考えた

英語と映画が好きで、字幕翻訳家になった私。でも字幕翻訳は、英語がしゃべれなくてもできます。私が思うに一番大切なのは「映画への愛、日本語力、好奇心」でしょうか。戸田奈津子さんが通訳もされているため、一般的には「字幕翻訳家は英語がぺらぺら」というイメージがありますけどねhappy02

今、長女はベネッセの「こどもちゃれんじ」をやっていますが、英語教材の宣伝もたくさん入ってきます。うーん、確かに子供には英語を自在に操れる国際人になってほしい、と思うので興味は引かれますが、まだひらがなも全部読めない子供に英語って?というのが正直なところ。

小学校で英語を教える、ということについて、いろいろと議論がなされています。群馬県には、すべて英語で授業をする学校もあるらしい。子供が大きくなるにつれて、教育問題が現実のものになってくるのを実感します。まわりは確かにお稽古に通う子が増えているような気がするしpencil

今回もたくさん本を読み漁りました。その中で、参考になった本を紹介します。

まずは「英語の早期教育に警鐘を鳴らす」タイプの本。親の都合で渡米し、苦労する子供たちの姿が描かれているものが多い。いきなり現地校に入れられ、様々な壁を乗り越えなくてはならないのは大人ではなく子供。英語圏への赴任が決まり「これでうちの子供もバイリンガル!」とウキウキしている場合ではないわけです。

英語を子どもに教えるな (中公新書ラクレ)Book英語を子どもに教えるな (中公新書ラクレ)

著者:市川 力
販売元:中央公論新社
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異文化に暮らす子どもたち―ことばと心をはぐくむBook異文化に暮らす子どもたち―ことばと心をはぐくむ

著者:早津 邑子,内田 伸子
販売元:金子書房
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バイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができることBookバイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができること

著者:中島 和子
販売元:アルク
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異文化に育つ日本の子ども―アメリカの学校文化のなかで (中公新書)Book異文化に育つ日本の子ども―アメリカの学校文化のなかで (中公新書)

著者:梶田 正巳
販売元:中央公論社
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海外子女教育事情 (新潮選書) 著者 カニングハム 久子 販売元 新潮社 定価(税込) ¥ 918


ここまでの本を読むと、日本語も英語も中途半端な「セミリンガル」という状態がある、ということが分かってきます。やはり軸となる言語は必要なんだな、と痛感。

「バイリンガル」より「バイカルチャー」、つまり異文化への適応力が大事だということを教えてくれたのが下記の本。

バイカルチャーと日本人―英語力プラスαを探る (中公新書ラクレ)Bookバイカルチャーと日本人―英語力プラスαを探る (中公新書ラクレ)

著者:櫛田 健児
販売元:中央公論新社
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それぞれの本に参考文献が載っているので、知りたがり屋の私としては、ひたすら読み続ける状態が続きました。「早すぎる英語教育は問題。それより日本語力をつけるべき」という意見には私も賛成ですが、英語が堪能であることをそれこそ勲章のように褒めそやすのも日本人。大いなる矛盾を感じつつ、次の本を読みました。

なぜ子どもに英語なのか―バイリンガルのすすめ (NHKブックス) (単行本)
唐須 教光 (著)

レイコ@チョート校―アメリカ東部名門プレップスクールの16歳 (集英社新書)Bookレイコ@チョート校―アメリカ東部名門プレップスクールの16歳 (集英社新書)

著者:岡崎 玲子
販売元:集英社
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この2冊を読むと「理想ではあるけど、自分の子供もこういう風に育てたい」という気にさせてくれます。親の教育方針がぶれないこと、子供が必要とする時に助けられる存在であることが大事なんだと思いました。

私も大学時代は英米文学を専攻し、なんとなく「留学したいな」と思ったことがあります。でも家の経済状態を考えると、はっきりとした目標もなく「なんとなく」では無駄金を親に使わせることになると思い、映画会社への就職を決めたのを思い出します。今になってみれば、それが字幕翻訳家になる近道になったわけですから、人生どう転がるか分かりません。

でも、自分の子供たちは英語圏で育てたい、という気持ちが強まった読書経験でした。

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2008年10月10日 (金)

ボキャブラ天国を見て、10年の重みを思う

先週、フジテレビの「ボキャブラ天国!復活祭」が放映されたshine

私はこの番組が本当に好きだった。爆笑問題の「マスター、目障り(水割り)」のネタが最高に好き。懐かしい顔ぶれが勢揃いして嬉しかった。

しかし10年も経つと、芸人をやめる人も多いんだなぁと実感。昔のVTRで、今は芸人をやっていない人の顔にボカシが入っている。10年は長い。それにしても10年前、自分は何をしていただろうか?

ちょうど字幕翻訳家として独立したのだった。何とかチャンスをつかもうと、もがく日々。まさか10年後、子供を2人も産んでいるとは想像もしなかった。

今から10年後、自分は、世界は、どうなっているだろう?

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2008年10月 8日 (水)

投資に向かないタイプ

長女を妊娠中にとったファイナンシャル・プランナー(AFP)の資格。取得してから5年が経つわけですが、まさにペーパーを地でいく私。金融に関する知識は増えたものの、実際の投資に関しては失敗続きです。

まずは株。2004年からは日本株で期待以上に儲かりました。しかし銘柄の選び方も「何となくよさそうだから」「自分がよく使うメーカーだから」など、いい加減。景気が上向いている間は、そんな私でも儲けは出ました。

しかし2006年あたりに適当に買った株は、今年に入って暴落。今まで出た利益をすべて帳消しにしてしまいました。ちゃんと損切りラインを決めておけばよかったけれど、それも後の祭り。「もう少しすれば、株価も上向くのではないか?」という甘い期待がいけなかったんですね。

自分が買うと株価は下がるdownwardright 売った後は株価が上がるupwardright こんな気持ちになる人、多いのではないでしょうか?

一昨年から去年にかけてはFXに興味を持って、かなり本を読んで勉強したのですが、細かい値幅で指定するのが性格に合わず、結局、口座を開いただけで何もしていません。

「同じ金額でも、利益より損失のほうが大きく感じる」というのは本当ですね。損をするたびに落ち込む私は、投資に向かないタイプだなぁと最近実感しています。

奥が深い金融の世界は読み物としては非常に面白いflairので、実際の取引をするかどうかは別にして、研究は続けるつもりです。

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2008年10月 6日 (月)

過去の字幕作品

先日の深夜、テレビ東京で「アンツ・イン・ザ・パンツ!」が放映。これ、実は数年前に私が字幕をてがけたドイツ映画movieなんです。「字幕」と書いてあったので、すかさず録画予約。

しかし自分が過去に手がけた作品を見るのは、複雑な心境ですcoldsweats01 直したいところが出てきてしまう。思わず早送りし、最後に字幕翻訳者の名前が出てきて少しがっくり。やはり「蒼井尚子」のペンネームは出してもらえませんでした。「ペンネームでお願いします」と何度言ってもダメな場合があります。でも、自分でこうしようと思って決めたこと、今後はもっと徹底して伝えていこうと思います。

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2008年10月 5日 (日)

orange osmanthus(きんもくせい)

今年は金木犀が咲くのが遅かった。私の誕生日は9月30日なのだが、いつも誕生日の数日前から甘い香りが漂ってきたような気がする。10月に入ってようやく香り出した。

「金木犀」は英語にするとorange osmanthus(オレンジオスマンサス)。なじみのない単語ですねcoldsweats01 

先週は風邪にやられて数日寝込んだ。授乳中のために風邪薬が飲めず、なかなか治らない。体力を消耗しただけでなく、腰もひどく痛み、どの体勢になっても痛くてなかなか眠れない夜が数日。誕生日に風邪をひいていたのもの初めてだが、ここまで年齢を痛感させられたのも初めてsweat02 ようやく普通の状態に戻ってきた。もう少し体力をつけなくては!

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